風水でフェラーリ様は買えるのか!: Roots part1 〜再会〜

2011年03月26日

Roots part1 〜再会〜

今回の震災で多くの方が亡くなりました。何も出来ない自分ですが、
こんな考え方もあるかも知れません。軽薄と思われてもいた仕方ない
と思います。風水ネタでもありませんので期待されている方には申し訳
ありません。15年前に亡くなった母の話しです。

オレさまの親父は自分がまだ幼少期に離婚した。なので「産みの母親」については
まるで記憶がない。ただ出て行く瞬間だけは覚えている。「どこに行くの?」と尋
ねると「ちょっとね」と行ったきり出て行ってしまった。それっきりなので「産み
母親」については、全く感情が無い。ほとんど顔さえ覚えていないのだから。

そして小学1年に上がった頃、親父が知らない女性を連れて来た。そして多摩テック
に行こうと言い出した。ただ多摩テックに行けると喜び勇んで出掛けた。それが
は母親との出会いだった。

その日は「おばさん」と呼んでいた。観覧車を見付けた。

「おばさん、僕上まで上がって来るから見ていてね。」
「うん、いいよ。」

高所恐怖症の母親はそこに残り、ひとり観覧車に飛び乗るオレさま。はしゃぐオレさま。
ふと下を見るとまだ「おばさん」だった母親がこちらを見上げていた。手を振るオレさま。
それでもずーっとこちらを見ていてくれた。それが観覧車が下に降りるまでずっと続いた。
オレさまの「見ていてね」の一言に、観覧車が降りるまでひと時も目を離さず見ていてく
れた事に、子供ながらに妙な安心感を覚えた。

「この人が新しいお母さんなんだ」

子供ながらにそう思った。実は親父の再婚話は以前にもいくつかあった。しかし子供だった
オレさまは頑なに拒んだ。安心出来る人がいなかったのだ。しかし多摩テックに行った「お
ばさん」は違った。いっぺんで好きになってしまった。帰りがけの車の中でオレさまは親父
にこう言った。

「パパ、新しいお母さんだよね!

困惑する親父と「おばさん」。そして月に何度かおばさんと食事に行ったりする事が増えた。
その度に「おばさん、泊まっていってイイよ」と誘った。おばさんと会える日が楽しみで楽
しみで仕方なかった。

後になり親父に聞かされた。初めてオレさまと兄貴に会った瞬間に母親はこう思ったという。

「懐かしい…」

そして数ヶ月後、親父がこう言った。

「明日から毎日おばさん来るぞ」

それから楽しい毎日が始まった。

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posted by あぶら at 12:13| Comment(0) | Roots | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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